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給湯器のオートとフルオートってなに？
- オート機能付き給湯器
- オート機能が付いた給湯器は、「お湯はり」「保温」「追い焚き」を自動で行います。
スイッチひとつで設定した温度と湯量に自動でお湯はりをします。さらに、自動機能をオンにしておくことで、浴槽内のお湯の温度をチェックし、温度が下がってくると自動で追い焚きします。
「たし湯」については、手動でスイッチを押すと約20Lのお湯がたされます。
- フルオート機能付き給湯器
- フルオート機能が付いた給湯器は、「お湯はり」「保温」「追い焚き」「たし湯」まで、すべて自動で行います。
オート機能に加えて、浴槽内の湯量が減るとたし湯が自動で行われます。このため浴槽のお湯をたくさん使ってしまい、お湯がほとんど無くなって、次の人に迷惑をかけてしまうということもありません。
さらに、フルオート機能付きの給湯器には「おいだき配管自動洗浄機能」「自動沸きあげ機能」という便利な機能も付いています。
おいだき配管自動洗浄機能は、浴槽の栓を抜いて残りの湯量が循環金具付近まで減ると、追い焚き配管をキレイなお湯で流し洗浄することで、汚れや水垢、入浴剤などを洗い流します。
自動沸きあげ機能は、冷えた体で入浴された時や、二番湯以降の入浴でお湯がぬるくなっているときなどに自動で沸き上げるため、快適に入浴することができます。
高温差し湯式と追い炊きの違い
高温差し湯式について
高温差し湯とは、高温の熱湯を新たに差し湯することで浴槽のお湯を温める方式です。
差し湯の仕方は、蛇口からやバスタブの内側からお湯を出す方式のものがあります。
メリット
差し湯のたびに、新しいお湯を使うため、追い焚き式と比較すると衛生的です。
追い炊き式に比べてコストが低くなります。
デメリット
毎回新しいお湯を差し湯して、新たな水を使うため節水に繋がりません。
例えば、お湯を温めるためにある程度の水を抜いて差し湯を行う必要があります。
また、差し湯が高温なため火傷に注意する必要があります。
追い焚きについて
追い焚きとは、浴槽内の冷めたお湯をボイラー等へ循環させて温めなおす方式です。
メリット
浴槽内のお湯を循環させて温め直すため、新たな水を使わず節水に繋がります。
前日の残り湯を温め直し、翌日も入浴するといった使い方ができます。
デメリット
差し湯方式に比べ、追い焚きは設備が複雑になり、設置コストは高めになります。
入浴後のお湯が配管内部に残るため、雑菌が繁殖しやすいなど衛生面で気になることがあります。
給湯器の素朴な疑問？
給湯タイプから追い炊きタイプへの変更は可能？
給湯タイプから追い焚きタイプへの変更は可能ですが、躯体の壁に管を通す穴を空けなければならないため、マンションではマンション側の許可がないと基本出来ません。
給湯器交換で、本体以外に何の費用が必要なの？
給湯器本体以外に必要な費用は、リモコンの費用、部材費用（据置台、配管カバー、排気カバー、PS扉内設置用取付BOXなど）、取り替え工事費、本体の処分費などが必要となります。
お湯が出ない！！何日で交換できるの？
通常は、現調後に商品の発注を行い、工事担当の手配も行うのため4～10日くらいかかりますが、給湯器の在庫、工事担当の確保がすぐに行えた場合は3～4日。（※その時の工事状況によって変わります。）
給湯器の交換工事自体は、おおよそ半日～１日で完了します。