給湯器と熱源機ってなにが違うの?というご質問をよくいただくので、「給湯器」と「熱源機」のことを簡単にご説明しています。
給湯器は、水を温めて沸かしたお湯を、お風呂・キッチン・洗面台などで利用するために供給する機器の事をいいます。
給湯器には「ガス給湯器(燃料:ガス)」「石油給湯器(燃料:石油)」「電気温水器(燃料:電気)」「エコキュート(燃料:電気)」などがあり、さらに給湯器によって異なりますが瞬間式と貯湯式の給湯方式があります。
瞬間式
水栓をあけると同時にバーナーで水を熱して、瞬間的にお湯を作り出す方式です。使う時に必要な量を沸かすタイプです。(ガス給湯器・石油給湯器)
貯湯式
タンクに沸かしたお湯をためておく方式です。貯めてあるお湯を使用していくタイプです。(電気温水器・エコキュート)
熱源機とは、床暖房や浴室乾燥機などへ、温めたお湯を循環させるために供給する機器の事をいいます。
また、熱源機にも給湯機能がついているものが多く、そういった機器のことを「給湯暖房熱源機」「温水暖房付給湯器」などといいます。
熱源機から給湯器への変更は可能です。給湯器へ交換する際に、床暖房で使用していたお湯を抜く作業を行います。
後々、熱源機に戻す可能性があるのであれば、今ある熱源機の配線を残しておく必要があります。再度、熱源機に戻す場合には、配管から水漏れはないか?配管のチェックを行う必要があります。